2017.12.01
ぺんたの全国おみやげ探し⑩岐阜

おまけの金平糖が嬉しい最中『鵜坊』

気づけばあっというまに12月。寒さも少しずつ増してきました。所員が震えながら研究所にかけこむと、ぺんたがこたつにもぐってブツブツと何かを言っています。ひょっとして、まだ『どじょう掬いまんじゅう』のモノマネをしているんでしょうか・・・・・・?
ぺんた
そうなのぉ。ぺんたはね、南極っていうところからきたんだよ!
──
・・・・・・
ぺんた
すごく寒いところだからね、ぺんたは寒さなんてヘッチャラなんだよぉ。えへへへへぇ。
──
(こたつにもぐってるけど・・・・・・)
ぺんた
うーぼーさんはどこからきたのぉ? 寒いところ? あったかいところ? ぺんたも遊びにいきたいなぁ~。
──
ね、ねぇ、ぺんた。誰とお話してるの?
ぺんた
あっっ! えーとねぇ、うーぼーさんだよぉ!
──
うーぼーさん?
ぺんた
そう! うーぼーさん! このコたちだよぉ~!
「長良川の鵜」をモチーフにした、明治から続く老舗の最中!
──
あはははは!! ぺんたは「鵜坊」さんとお話してたのかぁ。おんなじ鳥さんだもんね。仲よくなれた?
ぺんた
うん! もうなかよしだよ! ねえねえ、うーぼーさんのお家って、どこにあるのかなぁ?
──
うーんとね、鵜坊さんのお家は川にあるんだと思うよ。
ぺんた
川なんだぁ~! ぺんたはいっつも海だから、川でおよいでみたいなぁ~!
──
ふふふふ。それでね、鵜坊さんはね、お魚をとるのがすっごい上手なの! みんながお魚をほしいときにもお手伝いしてくれるんだ。
ぺんた
へぇ~! うーぼーさん、えらいねぇ! ぺんたもお魚とるの、じょうずなんだよ! ぺんたもお手伝いした~い!
──
おっ! ・・・・・・でも、ぺんたにできるかなぁ?
ぺんた
できるよぉ! できるよぉ!
──
だって、ぺんた、お魚大好きでしょ? お魚とったら・・・・・・自分で食べちゃうよね?
ぺんた
・・・・・・ぺんた、がまんできるもん!
──
ほんとうに?
ぺんた
うん! だからお手伝いした~い!
──
わかったよ。それじゃあ、ごはん食べたら川に遊びに行こうか。今日のごはんはお魚だよ!
ぺんた
わぁぁい! わぁぁい! ぺんた、食べるぅ~!
──
ほらねぇぇ~(笑)
ぺんた
だ、だましたのぉぉ!!
鵜坊
長良川の鵜をイメージして作られた、甘泉堂本店でしか買えない貴重なお菓子。4cm程度の鵜は最中の皮でできていて、開くと金平糖が入っている。そこに付属の餡(あずきと白餡の2種)を自分で詰めて食べる。サクッとした最中の皮と、なめらかな舌触りの餡が美味。金平糖はおまけなので、最中と別に味わって。鳥好きの友人のおみやげにしたら大喜び。

○品名:鵜坊(うーぼー)
○店名:甘泉堂総本店
○餡2種・金平糖・最中種6個入り/本体1,000円
○住所:岐阜県岐阜市美殿町46
○電話番号:058-262-2533
○お取り寄せ:可
おみやげを選んでくれた人

甲斐みのり(かい・みのり)さん

文筆家。お茶どころ、静岡の生まれ。“出張族”の父の影響で、幼いころから各地の「おみやげ」に魅せられる。大学卒業後、「ご当地ならではのおみやげ」を極めるべく全国行脚をスタート。雑誌などへの執筆活動を経て、現在はエッセイストとして活躍。「手みやげ」や「まち歩き」をテーマにしたカルチャースクールの講師も務める。著書に『(文庫)全国かわいいおみやげ』などがある。
*本記事のおみやげに関する内容は、『(文庫)全国かわいいおみやげ』より転載しています。内容は、2016年12月1日時点のものです。最新情報は各店舗にお問い合わせください。
撮影 : 野中弥真人(おみやげ) / 鈴木江実子(ぺんた、本)
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