かき氷食べるならここ!
②挑戦者!「慈げん」

2018.01.26
日本中、いや世界中のかき氷を年間500杯も食べ歩く大野美和さん。そんな達人にかき氷の魅力を聞いた「冬こそ、かき氷!」は、かき氷好きの方にはもちろん、スイーツ好きの方からも「かき氷の見方ががらっと変わった!」「奥が深すぎる‼︎」と絶賛の声をいただきました。この記事がきっかけで大野さんにはラジオ局から出演のオファーまで舞い込みました。

そこで、達人はどんなお店でかき氷を食べているのかお聞きしたくて、おすすめ店を教えていただく連載がスタート。今回教えてもらったお店は……。


大野美和(おおの・みわ)さん
1976年生まれ。高知県出身。中央大学商学部卒。PC系の出版社「アスキー」を経て別の出版社へ。テレビ誌、まんが誌を経て現在は辞書の編集。趣味は旅行と食べることで、かき氷のためならどんなに遠方でも飛んでいく。直近の45ヶ国目はウズベキスタンを訪問。食べることが好きすぎて、貯金をすべて使い果たし、クレジットカードが止まったことも。胃の中にフェラーリが入っている。

常に新しいメニューに挑戦するかき氷屋

「慈げん」(じげん)さんで頼んだ3つのかき氷。
よ〜く見てください、器などに合わせてスプーンが全部違います。

この細やかな心遣いはメニューにもあらわれていて、バラのようなエスプーマや、生卵黄を崩しながら食べるプディングなど、目でも舌でも楽しませる工夫が随所に。1杯が小ぶりなので、強く2杯をおすすめします。
その際、片方はもっとも謎なメニューに挑戦してみて。わさびフロマージュやじゃがいもコーン、頼まないあなたは人生を損しているかも!

プディング。上に乗ってるのは生卵黄、添え蜜はカラメル
2017XmasTタイプⅠ型。Tタイプはタワーの形、これとは別にCタイプ(ケーキの形)などがある
みかんにオレンジピールにレミヨのエスプーマ。「レミヨ」はレモン・ミルク・ヨーグルトの略

[紹介したお店]
慈げん
埼玉県熊谷市仲町45
11:30-17:00(L.O.)
月火休み
※臨時休業や早じまいがあるので、必ずTwitterを確認すること。

写真/文 大野美和
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